
こんにちは、専業主婦のきょまです。
ブログをご覧くださりありがとうございます。
きょまは2017年11月からロボアドバイザーのWealthNavi(ウェルスナビ)で運用を始め、1年以上が経過しました。
今回はWealthNaviの手数料について記事にしたいと思います。
最近「WealthNaviの手数料は高い!」という口コミを聞くので、本当に高いのか?それとも安いのか?をお伝えしますね。
日本のロボアド会社での手数料比較や海外のロボアド会社の手数料はどのくらいなのかも調べてみました。
併せて参考にしてみてくださいね( ´ ▽ ` )
目次
WealthNaviの手数料は
預かり資産3000万円までは年率1%(税別)
3000万円以上は年率0.5%(税別)→3000万円を越える超えた分のみです。
手数料はほとんどの方が年率1%だと思います。
100万円運用していたら手数料は1万円。
また3000万円以上の資金を預けると手数料は3000万円を超えた分だけ半額になります。
4000万円運用していたら手数料は35万円。
(3000万円までの手数料30万円、3000万円を超えた1000万円分は手数料5万円となるため。)
これらは自動で口座から毎月自動引き落としされます。
また長期割引制度もあります。
WealthNaviで運用を続けた期間と運用金額に応じて6ヵ月ごとに手数料の割引が拡大します。
これによって長期になればなるほど手数料は安くなっていきます。
これは他のロボアドバイザー会社には無い制度ですね。
長期割は少し分かりにくかったので公式サイトの画像をお借りして貼っておきます。

WealthNavi(ウェルスナビ)公式サイトより
ちなみに私の場合は現時点(2019年1月)で13ヶ月目になるので0.04%の割引を受けています。
手数料は少しでも安いに越したことはないのでこういう制度はとても助かりますね。
手数料1%は安い?高い?
WealthNaviは預け入れ資産が3000万円以下だと1%かかることが分かりました。
ではこの手数料は安いのでしょうか?高いのでしょうか?
私の見解をお伝えします。
日本のロボアド会社で手数料を比較
日本のロボアドバイザー会社の手数料は1%前後。ほぼ横並びでした。

そしてWealthNaviには他のロボアド会社にはない以下のサービスがあります。
<WealthNavi独自のサービス>
・長期割引制度(→最大0.10%の割引)
・DeTAX(自動税金最適化)(→実質0.4〜0.6%の割引)
※DeTAX(デタックス)とは、簡単に言うと運用で生じた税金を来年以降に繰り延べることで現在の税負担を軽減するサービス。資産に対して0.4%〜0.6%程度の収益効果があります。
これらのサービスがあるのでWealthNaviの実質手数料は0.5〜0.7%程度です。
他のロボアド会社と比べるとWealthNaviは手数料が安いと言えますね。
ただ、これはあくまで他のロボアド会社と比較した場合に限った話です。
※長期割引やDeTAXの詳細についてはこちらのウェルスナビ公式サイトをご覧ください。

海外のロボアド会社の手数料は?
では海外のロボアド会社も日本と同じように手数料は1%前後なのでしょうか。
調べてみました。
海外のロボアド会社でも特に有名どころは以下の3つ。
・Vanguard Personal Advisor Services(米国)→手数料0.3%
・Betterment(米国)→手数料0.15-0.35%
・Wealthfront(米国)→手数料0.25%(一万ドル以下の運用は無料)
手数料1%どころか手数料0.3%くらいですね。半分以下です。
しかし最低投資額の設定額が大きいのが特徴でもあります。
例えばVanguard Personal Advisor Servicesでは50,000ドル以上の最低投資額が必要です。
(つまり1ドル100円計算だとしても最低500万円の費用が必要ということですね!)
誰でも利用できる訳ではなく富裕層に限られます。
そのため運用資産総額もとても大きく、その分手数料が安く抑えられるようです。
日本のロボアド業界ももっと手数料を引き下げて欲しいです。
WealthNaviのCEO柴山さんも運用資産総額を増やして手数料をもっと抑えたいというお話をされていました。
最低投資金額50,000ドルなんてことはなく、10万円という少額から始められるWealthNavi。
もっと広まって運用資産総額が多く集まるといいなぁと個人的には思います( ´ ▽ ` )
ロボアドに一任せず個人でETFを購入した場合
WealthNaviは世界の6〜7本のETFをロボットが運用していますが、
これを個人でポートフォリオなどを考えて購入したり売却したりと運用することが出来たら・・・
そんなことを考えて調べてみました。
結果、当たり前ですが個人でETFを運用した方が手数料が安いです。
どのくらい安いかと言うと、例えばアメリカの有名なバンガードS&P500というETF。
こちらの手数料はなんと0.04%!!
100万円を運用していれば手数料は400円です。
6〜7本を運用したとしても手数料はトータルで3000円に満たないですね。
あくまでWealthNaviは「自動で最適なポートフォリオに基づいてリバランスを繰り返しながら運用してくれるサービス」。
言うなれば、「私たちは口座にお金を入れておくだけで(ほったらかしで)資産運用できてしまうというサービス」。
個人でETFを運用するより手数料が高いのは当たり前です。
自信がある方は、個人でWealthNaviのようにETFを運用して手数料を抑えるのはアリだと思います。
私にとっては、かなりハードルが高いです( ; ; )
最適なポートフォリオを保ち、毎月世界のETF運用が出来る自信は皆無です笑
そのため差額の手数料を支払ってでもWealthNaviに運用をお願いしたいと考えています。
分配金で手数料をまかなうことができる?
WealthNaviは毎月引き落とされるばかりではありません。
毎月入ってくるお金もあります。
それは分配金です。
きょまの1年間の分配金と手数料を公開します
私が受け取った分配金と手数料を公開したいと思います。
その前に私の運用状況をお伝えしますね。
私の投資状況は以下のとおり。
<きょまのWealthNaviの運用状況>
・初期投資額(初回入金):200万円
・毎月の積立額:10万円
・運用プラン:リスク許容度5
運用開始時に200万円(初期投資額)を振り込み、
2018年12月時点ではトータル投資額は320万円になりました。
リスク許容度とは「どれくらいの損失なら耐えることが出来るか」を1〜5段階で表したもの。
(ウェルスナビ公式ページよりリスク許容度の診断をすることが出来ます。)
私の場合はリスク許容は最大の5を選択しています。
では前置きが長くなりました。
昨年1年間の分配金と手数料がいくらだったかを以下の表にまとめてみました。

昨年は手数料(出ていくお金)以上に分配金(入ってくるお金)が入ってきた結果となりました。
つまり手数料は分配金でまかなえたと言うことです。
分配金で相殺できてしまうのは気持ち的に負担が軽減されますね( ´ ▽ ` )
手数料が安いか?高いか?結論
最後に結論をまとめておきます。
・投資初心者やほったらかし投資をしたい方は、WealthNaviは手数料が安い。
・投資上級者など自分で海外ETFを運用できる人にとっては、WealthNaviは手数料が高い。
・日本のロボアド会社と比較すると、WealthNaviは手数料が安い。
・世界で見てみると、日本のロボアド会社の手数料は高い。
さいごに

WealthNaviの手数料は他のロボアド会社と比べても安いことが分かりました。
ただ海外と比べるとまだまだ高い( ;∀;)
しかし今の私にとって手数料1%は私にとっては支払う価値がある金額です!!
ロボアド元年というワードを2016年頃から聞き始めました。
WealthNaviはTVCMでもお馴染みになってきましたが、まだまだ新しい運用商品です。
日本のロボアド会社全体において手数料の引き下げを1日も早く実現させて欲しいところです。

