
こんにちは、専業主婦のきょまです。
ブログをご覧くださりありがとうございます。
先日は大型案件メルカリのIPOに申し込みをしたという記事(※1)を更新しましたが
私は過去に、他のIPOにも投資して利益を得ています。
私が初めてIPO投資をしたのは、2015年に話題になった郵政3社の上場の時のIPOです。
私はその時、3社全てに申し込みましたが、当選したのは「日本郵政」と「ゆうちょ銀行」でした。
では、私は「日本郵政」「ゆうちょ銀行」のIPO投資でどのくらいの利益を得たのか?
今回はそのお話をしたいと思います。
(※1)メルカリIPOについての記事はこちら
1. IPO投資|メルカリが6月19日に新規上場。6月4日申し込み開始
2. IPO|メルカリ売出価格3000円に決定!初値は?売却のタイミングは?
3. IPO投資|来週6月19日に上場のメルカリ(4385)に当選しました!
4. IPO|メルカリ(4385)上場で利確。売却方法と利益を公開!
目次
郵政3社 IPOの概要
郵政3社とは、「日本郵政」と傘下の「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命保険」の3社のことです。
2015年11月4日、この3社が同時に東京証券取引所1部に上場するということで大変話題になりました。
私も雑誌やネット・TVにてこれを知って、IPOとしても超大型案件、更に馴染みのある会社でしたし、
これを機に初めてIPO投資をしてみようと決心しました。
(後から知ったのですが、このIPO案件は個人投資家にとても人気があったようでした。
もしかしたら私みたいにこの案件で初めてIPO投資をされた方も多かったのかもしれません。)
売出価格は以下のグラフのとおりです。

この場合、それぞれ100株の購入に必要な金額は
・日本郵政・・・140,000円
・ゆうちょ銀行・・・145,000円
・かんぽ生命保険・・・220,000円
となります。
日本郵政グループは幅広い国民に株を所有して欲しいとの思いから、通常よりも安い金額設定になっていたそうです。
また、この郵政3社は国が売り出しを行いました。
当選、そして上場
大手証券会社で当選しました
私はこのIPOを、いくつかの証券会社にて申し込みましたが、
私が当選したのは業界大手の「野村証券」「大和証券」の2つの証券会社でした。
今回は主幹事と呼ばれる証券会社が11社もあり、野村証券、大和証券もその主幹事証券会社でした。

IPOでは、ひとり100株しか申し込み出来なかったのですが、
野村証券・大和証券ともに日本郵政とゆうちょ銀行を100株ずつ購入することが出来ました。
購入金額は以下の通りです。

・日本郵政 ・・・ 280,000円
・ゆうちょ銀行 ・・・ 290,000円
合計投資金額は570,000円です。
遂に上場
無事に株購入後、2015年11月4日に日本郵政・ゆうちょ銀行は上場しました。
注目度が高かっただけに初値も予想されていた金額を上回りました。
・日本郵政 … 9時33分に売出価格(1400円)を231円(16.5%)上回る、初値1631円。
・ゆうちょ銀行 … 9時33分に売出価格(1450円)を230円(15.9%)上回る、初値1680円。
さて、IPO投資初心者の私は
『すぐに売った方がいいのか?』
『それとも、株価が上がっているのでもっと上がるのを待った方がいいのか?』
悩みました。
これからもっと上がるかもしれないし、下がるかもしれない…
私には全然、未来が予測出来ませんでしたが、少しでも利益確定をするのが良いのではないか?
そして、日本郵政・ゆうちょ銀行の株をそれぞれ200株ずつ持っているので、
『100株ずつを含み益が出ている内に売っておこう』
という考えに至りました。
移管と利益確定
大手証券会社は売買手数料が高い
さて、日本郵政・ゆうちょ銀行の株価が上がっている内に売っておこうと思ったものの、
野村証券と大和証券の売買手数料を調べたところ、高い金額に驚きました。
今までは株式投資では、ネット証券会社(SBI証券)を使用していたのでその差が大きすぎたのかもしれません。
例えば、業界最大手の野村証券だと、20万円以下の1回の株の売買手数料は2,808円です。
私が株式投資で利用していたSBI証券だと185円なので、その差額は2,623円。
大きな金額で取引をしている方にとっては、それほど気にする差額ではないのかもしれませんが
私にとってはとても大きな金額でした。
何とかならないのかとネットで色々調べてみた結果、
保有している株式を他の証券会社へ移動させることが出来る「株式移管」の存在を知りました。
株式移管(大手証券会社→ネット証券会社へ)
株式移管を知った私は、今回のIPOで保有している日本郵政・ゆうちょ銀行の400株を全てSBI証券(ネット証券会社)に移すことにしました。
SBI証券にしたのは、私が株式投資用に口座を持っていたからです。
(※大手証券会社は売買手数料においてデメリットを感じたので移管しましたが、
窓口が存在したり、担当の営業社員が付いてくれるなど、大手証券会社にもメリットは沢山あります。
今回のようにIPOに当選しやすいのも大手証券会社のメリットだと思います。)
移管手数料については以下のグラフをご覧ください。

合計で4,320円もかかってしまいました…(;^^)
しかし、大手証券会社とネット証券会社での売却時の手数料の差は、
おそらくこの金額の倍以上になるだろうと計算した上での移管でしたので問題はありませんでした。
そして、移管自体は1週間もかからなかったと思いますが、移管手続きをしてすぐに移管されるわけではありませんでした。
※移管を考えている方は、期間に余裕をもってくださいね。
利益確定
無事に移管が完了して、SBI証券にて売却しました。
あまり上場してから時間が経ってしまうのもリスクがあるような気がして怖かったので
上場して1ヶ月以内の売却をしました。
売却したのは前述のとおり、日本郵政100株・ゆうちょ銀行100株です。
さて、先に利益がいくらになったのかお伝えいたします。

なんと、自己投資額245,000円から+78,800円(+27.65%)もの利益を得ることが出来ました。
約1ヶ月間で+78,800円もプラスにすることが出来て『こんなことってあるんだ!』と興奮しました(≧▽≦)
細かくみていくと、以下のグラフになります。

日本郵政100株は2015年11月30日に1903円にて約定、
ゆうちょ銀行100株は2015年11月26日に1735円にて約定しました。
※上記のグラフでは税金を除いています。
売却手数料は日本郵政・ゆうちょ銀行ともに185円でした。
移管手数料を考慮しても75,000円以上のプラスにはなっていますので
本当にやって良かったIPO投資となりました(^^)/
200株の利益確定は済みましたが、あと200株はどうしたのか?
…実は現在も保有中です。
現時点(2018年6月8日)では残念ながら売出価格を少し下回っています。
しかし、配当を得ていますのでトータルではプラスになっています。
(日本郵政の配当利回りは4.5%、ゆうちょ銀行の配当利回りは3.6%と高利回りです。)
あの時、200株だけではなく400株売っていた方が良かったのかなぁと思ったりもしますが
後からだと何とでも言えますし、配当を得ることも出来ていますので良しとしています。
最後に

私にとって初めてのIPO投資は、今回ご紹介した、日本郵政・ゆうちょ銀行のIPOでした。
大手証券会社で当選→ネット証券へ移管→ネット証券で売却という流れでしたので、少し手間もありましたが
短期間で大きな利益を得ることが出来て、とても満足な投資となりました。
これをきっかけに、IPO投資(特に大型案件)は儲けやすいのではないか…と思っていて(単純)
話題のIPO案件があれば、投資しようと意気込んでいます。
今回のメルカリのIPO案件も上手くいけばいいなぁと思っています(^^)/
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